長崎・諫早市にある精神科・心療内科   ☎ 0957-26-3860

長崎・諫早市にある精神科・心療内科の城谷病院 | うつ病、ストレス関連疾患、認知症、器質性神経疾患、DVの相談、更年期障害の相談等。

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ごあいさつ

医療法人緑光会 城谷病院:院長 城谷麻衣子

はじめまして、院長の城谷 麻衣子と申します。

当院は、祖父、城谷勝光が昭和41年9月1日に開業し、父である城谷光一が平成10年に法人化を行い、以降、精神科病院として微力ながら地域の精神科医療貢献に努めてまいりました。父の後はお二人の先生がたに院長をお勤めいただきました。私は平成21年、長崎大学医学部を卒業後しばらく消化器内科医として仕事をしておりましたが、平成26年より長崎の道ノ尾病院にて精神科の指導医のもと精神科での臨床研修を重ねて参りました。そして、平成30年6月から当院にて仕事を始めることとなりました。

当院は、東大川のほとり、諫早ニュータウンのそばに位置した、緑に囲まれた静かなところに立地し、穏やかで療養に適した環境となっております。入院病棟は全78床と精神科の病院としては小さめのつくりです。病棟の建物は平成13年に改築されましたが、父の代から勤務しているスタッフもいて、和気あいあいとして暖かな雰囲気の中で治療・看護がおこなわれています。最近では、当院でも認知症の症状による入院や高齢のかたの入院が増える傾向にあります。症状の改善はもちろんのこと、患者様それぞれの身体面や生活、人生を考慮した治療方針を検討するように心がけています。

また、症状が改善した場合、本人とご家族の希望を聞きながら、看護師、作業療法士、精神保健福祉士とともに退院に関する支援を行なっています。地域での生活のお手伝いの一環として、当法人では、平成20年にデイサービス及び居宅介護支援事業所「しあわせ」、平成28年に有料老人ホーム「ひだまり」を開設しました。引き続きこれからの社会、医療制度の移り変わりに即しながら改善を重ね、地域のニーズに合ったサービスが提供できるよう邁進していきたいと考えております。

外来診察では、統合失調症やうつ病などの感情障害、神経症、認知症など幅広い患者様の診療を行なっております。今現在、当院に心理士はおりませんが(*令和6年11月現在公認心理士が2名在籍しております)、丁寧な診療により薬物療法のみに頼らない治療を心がけるとともに、看護師、薬剤師、外来担当の精神保健福祉士と協力のもと、患者様それぞれに必要な医療や支援を提供させていただきたいという思いで、日々奮闘しています。同時に、患者様が地域で生きがいをもって暮らすためには、病院だけではなく地域の様々な職種の方々との連携が欠かせないということも実感しております。

私自身、院長と呼ばれるには医師としても人間としてもまだまだ未熟で現在も日々研鑽を重ねている真っ最中であり、何より患者様から人の心の様々なことを教えていただく毎日です。

これからも患者様のことを第一に考え、職員とともに力を合わせ、新院長として微力ながら尽力していきたいと思います。今後ともよろしくおねがいいたします。

令和5年2月吉日 城谷 麻衣子

院長プロフィール

診療科 精神保健指定医 精神科、心療内科、内科
出身 昭和60年 長崎県生まれ 青雲高校卒業
職歴 平成21年 長崎大学医学部卒業
   以後 長崎大学病院 消化器内科
      諫早総合病院 同科
      長崎労災病院
平成26年 道ノ尾病院
平成30年 城谷病院 院長就任 現在に至る
資格

精神保健指定医、日本精神神経学会 精神科専門医、日本精神神経学会認知症診療医、日本内科学会 内科認定医、日本医師会認定産業医、子どもの心サポート医、認知症 サポート医、日本精神科病院協会 認知症臨床専門医

研修

自殺未遂者ケア研修 精神科救急版 研修修了
摂食障害治療研修(国立精神・神経医療研究センター)
心的外傷後ストレス障害に対する認知処理療法研修(国立精神・神経医療研究センター/2021年度履修)
周産期メンタルヘルスの認知行動療法研修( 国立精神・神経医療研究センター)2021年11月 研修修了
アルコール依存症の診断と治療 に関するeラーニング研修(アルコール・アディクション医学会・日本肝臓学会)2022年1月 研修修了
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)2022年7月(※初回研修修了)
児童思春期精神科医療研修 「スタンダードコース」「アドバンスコース」
SE(Somatic Experiencing )中級 (2024年12月修了予定
EMDR weekend1 , weekend2 研修修了
USPT ベーシックレベル修了
ホログラフィートーク 「ベーシック」「心理的逆転」コース修了

所属学会 日本精神神経学会、日本EMDR学会、日本児童青年精神医学会、日本内科学会、日本消化器病学会・肝臓学会、日本栄養病態学会
特に勉強している分野

・トラウマ体験後の精神症状(ICDのPTSDの診断基準を満たさないものも含む)
・女性のうつ、気分障害、更年期障害、PMDDなど
・思春期・大人の発達障害の患者さん・摂食障害(入院治療には対応が困難ですので、入院が必要と判断したケースについては他院をご紹介させていただきます。)

治療のスタイル

その人の回復力に合わせた治療を行います。
薬物療法も患者様の状態に応じて必要な際は行いますが、必要な心理治療や精神療法と組み合わせることでより良い効果とリカバリーが得られるような治療を目指しています。心理治療ではカウンセリングのほか、発達障害に関する自己理解を促すコーチングや、不安やうつの認知行動療法、摂食障害に対する認知行動療法など、また、トラウマ治療については適応がある方にいくつかの専門治療を提供することが可能です。(院長または心理士1名が対応可能)
医療だけでなく院内外の看護(訪問看護ステーション)、地域の機関(地域包括センターや介護施設、福祉事業所など)、心理士、作業療法士など他職種と協力・連携しています。

WORK

執筆 『発達障害Q&Aーー臨床の疑問に応える104問』医学書院(p.296 ~p.298「Q91」の部分の執筆担当)

※当院では令和5年4月から心理士を1人増員し、2人体制でカウンセリング・心理療法を行っています。お気軽にお問い合わせください。
詳しくは「外来について」の「心理相談について」のページをご参照されるか、直接医師、ソーシャルワーカーなどにご相談ください

 

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